Nabejan合同会社(東京都文京区、CEO中川ゆみ、以下Nabejan)は、サステナビリティ対応を検討する中小企業を支援するため、3つの質問に答えるだけでAIがサステナビリティ報告書を自動生成するツール(ベータ版)の無料体験を2025年5月12日より10社限定で提供します。
背景:中小企業に求められる「見える化」
近年、ESG投資は世界的に拡大しており、サステナビリティへの取り組みが企業評価の重要な基準になりつつあります。
こうした動きは上場企業にとどまらず、サプライチェーンに属する中小企業にも波及しています。大手企業がサプライヤーに対してESG方針への準拠や情報開示を求めるケースが増加しており、対応の遅れが取引停止などのリスクにつながる可能性もあります。
一方で、中小企業の多くは専任部署やリソースを持たず、「報告書の作成方法がわからない」「負担が大きい」といった課題を抱えています。
特にCSR(企業の社会的責任)活動はすでに行っていても、それを文書化・体系化して伝える術がない企業が多数存在します。
このような背景から、CSR・サステナビリティ報告書を簡単かつ効率的に作成できるツールのニーズが高まっています。
「取り組みはある。でも言語化・発信できていない」
そんな中小企業を支援するために、誰でも簡単にサステナビリティ報告書を作成できるツール「サステナビリティレポート」を開発しました。
特徴
本ツールは、最短1分・3つの質問に答えるだけで、AIが読みやすく整ったCSRレポートを自動で作成。専門知識やデザインスキルがなくても、報告書をすぐに生成できます。
中小企業にも「伝える力」が求められる時代。「サステナビリティレポート」は、その最初の一歩を後押しします。
想定される活用場面
・融資・補助金の申請時に、非財務情報の記載が必要になったとき
・ホームページに「SDGs/ESGの取り組み」を掲載したいと考えているとき
・社内外でSDGsの方向性を共有する資料が必要なとき
無料体験の詳細
提供期間:2025年5月12日 〜 5月23日(予定)
利用対象:先着10社(中小企業のみ)
申込方法:下記URLの無料体験フォームから申し込み
所要時間:入力後PDF受領まで1営業日
提供物:PDF形式の報告書
利用条件:報告書受領後、アンケートに回答
今後の展望
現在はベータ版として基本情報とAI補完による簡易レポート生成を提供していますが、今後は下記の機能の追加を検討しています。
・編集可能なWordファイルの提供
・業界に応じた報告書内容のカスタマイズ
・業界に応じた今後求められることの提案
・自社資料をAIが要約し、自動で報告書に反映
・環境・人的資本などの定量データ自動入力機能
・国際基準への準拠
本ツールを通じて、中小企業の取り組みの発信を支援するとともに、将来的には中小企業のESG経営支援を目指しています。